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本の雑誌 128号 タドン雪吊り号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 128号 タドン雪吊り号」本の雑誌社 1994年2月1日 520円

新刊で買ったらしい。(このあたりは、妙に新刊で買っている。新刊で買うのが習慣になってたときなんだろう)

●特集 出版界改造計画
色々な改造計画が出ている。が、なぜかあまり心に刺さるものが無かった。
私は、本の雑誌の特集には、たいてい「その通り!」と思うものがあるのだが、この号だけは、どうも一緒にノレなかった。
あまつさえ、本質的に、そんなこと言ってたら未来はないぜ、とか思ってしまった。私とて、出版界によくなって欲しいのであるが、それぞれ自分に都合の良いことしか言っていない気がして、不毛な感じがしてしまった。
てゆーか、アレかな。圧倒的にバカな案が無くて、楽しめなかっただけかな。

●沢野字:なし
相変わらず、沢野字はなし。この頃に出版予定だった沢野画集「センチメンタル」を思わせるような表紙である。

●気になる記事
中場利一氏のご母堂のインタビューが載っている。
私は、中場利一は、あの事件からどうも心証が良い方向にいかなくなってしまい、書籍などは読む気がしない。だから、ああいうものに手を出しちゃいけないんだぞ、青少年よ!


本の雑誌 124号 松茸神棚号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 124号 松茸神棚号」本の雑誌社 1993年10月1日 520円

多分、新刊書店で買ったらしい。

●特集 このミステリーが嫌いだ!
非常に本の雑誌らしい特集で、大変よろしいと思う。色々な方が特集原稿を書いておられて、どれもごもっともに思う。唯一、坂東齢人氏の「ミステリに謎解きはいらないぞ」だけは、タイトルだけみたときにはちょっとどうなのかと思ったが、読めば言いたいことは分かる。
すべての原稿を総合すると、「つまらないミステリがいらないんだよ」と皆で言っている特集である。

●沢野字:なし
お月見の絵だけで、文字は無し。

●気になる記事
「占い師の名前から雑誌名がわかるか」という記事に出てくる15人の占い師の名前が、全員衝撃的であった。


ブロードウェイ・ミュージカル from 1866 to 1985―Show by Show

居間の平積み本。

「ブロードウェイ・ミュージカル from 1866 to 1985―Show by Show」スタンリー・グリーン 青井陽治訳 ヤマハ音楽振興会 昭和63年4月20日 初版 3900円

20年以上前に、神保町で購入したはず。いくらで買ったか覚えていないが、定価よりは安かったはず。でも、確実に、1,000円以上だった。多分、1,800円くらいだったんじゃあるまいか。

なぜ、値段のことばかり言うのかというと、たった今、アマゾンの古書値を見て来て、驚いたからである。なんと、500円でおつりが来る値段で買えるらしい。
私は、長いこと、この本は安くは買えないと思っていたのだ。別に「稀覯本」ではないのだが、専門性があって、情報量が多く(バカみたいに多いのである)、ハードカバーで厚みがあり、数百円になるとは思っていなかった。

なんだか、私はあるときから、古書値相場を読み違えるようになった。だいたい、10年か、それよりちょっと前くらいからだ。買い本人生をやめたために、古書の空気を読めなくなったというよりも、ネットに基準を壊されてしまったと感じている。
別に、ネットが悪いと言っているのではない。「時代が変わったのだなあ」と思うだけである。

で、そんなことより本書についてだが、上にも書いたように、とんでもない情報量の本である。ブロードウェイの主なミュージカル作品の、スタッフ・キャスト・その他の情報が、びっしり書かれている。
曲名が原題で書かれていること、振付師の名前・上演した劇場名・開演日・上演回数の記載があることなどが、特に嬉しい。

本書は、長いことわたしの座右の書であり、ネタ本だった。今でも、たびたび開いて情報をチェックするので、本棚には収納したことがない。
また、各作品についている寸評が、すごく短いのに濃い情報を含んでいて、とにかく使える本なのである。

巻末の索引がまたスゴイ。ソングライター、脚本家、演出家、出演者、振付師、劇場の索引まであるのだ。
何か一つでも、たしかな固有名詞を持っていれば、索引の力で作品情報に行き着けるのである。恐ろしいほどに実用的である。

私が欲しいブロードウェイの情報は、アステア関連の情報が主で、本来はそれだけの目的で買ったものなのだが、最近では、エラリー・クイーン情報や、吸血鬼情報を探す上でも役立てるようになった。本書を、日本で一番活用しているのは、自分ではないのかと思うことがある。

※本書は、舞台関連の本なので、映画カテゴリに入れるのはおかしいのだが、主目的が「アステア情報」なので、映画カテゴリに居候させることにした



草月 39号

書斎の本棚(中)、四段目

「草月 39号」草月出版部 昭和37年9月15日 180円

人から譲り受けたもの。

最後のページに、傘を使った作品がある。
私見だが、傘をいけばなに導入して、うまくいっている作品って、まあ無いよね。


草月 38号

書斎の本棚(中)、四段目

「草月 38号」草月出版部 昭和37年5月20日 180円

人から譲り受けたもの。
冊子中央の、カラーページの作品群が、非常に魅力的だ。
あと、霞グループの花展の作品や、蒼風作「大地の歌」など、力強く、自由な作が多い。
思えば、このころが、草月が一番ノッていたころなのかもしれない。


本の雑誌 122号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 122号 線香花火の玉ポトリ号」本の雑誌社 1993年8月1日 520円

古書の痕跡が無いので、新刊書店で買ったのかもしれない。

●特集:活字界に不要なもの
非常に本の雑誌らしい特集で、大変に良いと思う。

●沢野字:なし
この号あたりの表紙は、絵のみで、沢野字は無し。

●気になる記事
この号の発作的座談会、沢野氏の独自性が際立っている。

私は、本の雑誌(に限ったことではないのだが)を読んでいて、「これ欲しい」と思う本の紹介を見つけると、大体そのページを折っておく。そして、後のその本を購入することもあるし、忘れ果てて購入しないこともあるし、忘れてはいなくても入手できないこともある。

この号で、ページが折られているところには以下のような本が紹介されている。
  1. 「大いなる幻影」戸川昌子
  2. 「冥途」内田百閒
  3. 「石の夢」ティム・パワーズ
  4. 「行ったことのないところ」デイヴィッド・レーヴィッド
  5. 「Carnosaur」ハリー・アダム・ナイト

この5冊、一つも買ってない!


草月特選シリーズ3 いけばなを楽しむ 緑と花

書斎の本棚(中)、四段目。

「草月特選シリーズ3 いけばなを楽しむ 緑と花」草月文化事業株式会社出版部 2004年5月25日 初版 2700円

人様からいただいた。こちらの本と同じときにいただいたのだが、ずっと居間の平積みだったので、アップしないでいたものだ。

タイトルの通り、「緑」に注目した作例が並んでいる。
「緑」は、葉っぱもあれば、グリーンの花もあれば、グリーンの実や、穂もある。この、暑くて気が狂いそうな日に見ると、実にさわやかで気持ちがいい。

実作者からすると、このシリーズは、とにかく作例が多いのが嬉しい。しかも、大きく、きれいな図版であるところがいい。
この、図版につぐ図版攻撃は、なんと後ろ見返しの直前まで続くのだ。奥付も、遊び紙もあったもんじゃないのである。
いかに、一流派の内部的書籍と言っても、ここまで「体裁よりも情報」を貫いているのは珍しい。




草月 52号

書斎の本棚(中)、四段目

「草月 52号」草月出版部 昭和41年3月5日 180円

人から譲り受けたもの。
本書をペラペラ見ていると、寄稿者の面子がなかなかスゴイことに気づく。

渋沢龍彦
安部公房
一柳慧
岩田藤七
岡本太郎
滝口修造
土門拳
中原佑介
武満徹

この人材は、多分、勅使河原宏ネットワークによるものなのだろう。


草月 51号

書斎の本棚(中)、四段目

「草月 51号」草月出版部 昭和40年12月5日 180円

人から譲り受けたもの。

本書の中の作品写真では、「この先生とこの先生が合作なさるのか!」という作を見つけて驚いた。


KADENSHO

お仕事ボックスの中

「KADENSHO」勅使河原蒼風 草月文化事業株式会社 2011年 1200円

新刊で購入。こちらの本→「花伝書」の英語版である。
本の体裁としては、学校で作るパンフレット風と言うか、ちょっと良いコピー用紙を二つ折りにして綴じただけ、みたいなことになっている。

買ったときに私が思ったことは、「薄くなるもんだな~」ということである。本書は、55ページで、なにぶん「紙をホチキスで綴じただけ」の体裁なので、非常に薄いのだ。
また、「それなのに1200円か~」とも思った。でも、日本語ハードカバー版と、そんなに差がつけられなかったのだとすれば、仕方ないかなと思う。(翻訳の作業もしてるし)

本書は、仕事に必要あって買ったものである。なので、普段から読み込んでいるわけではない。

草月会館に行くと、「花伝書」は、英語以外の版もいろいろある。フランス語は確実にあったし、ロシア語もあったんじゃないかと思う。たしか、5~6種類の言語の版があったような気がする。


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プロフィール

静草

Author:静草
本好き。特にミステリ、幻想、吸血鬼関係を大好物としています。
ミステリの中ではエラリー・クイーンとウィリアム・アイリッシュが好き。

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