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なんでもない一日

書斎の本だな(小)。

「なんでもない一日」シャーリイ・ジャクスン 市田泉訳 創元推理文庫 2015年10月30日 初版 1200円

新刊で購入。出てすぐに、池袋の三省堂で購入した。
収録作品は、

「スミス夫人の蜜月(バージョン1)」
「スミス夫人の蜜月(バーション2)」
「よき妻」
「ネズミ」
「逢瀬」
「お決まりの話題」
「なんでもない日にピーナツを持って」
「悪の可能性」
「行方不明の少女」
「偉大な声も静まりぬ」
「夏の日の午後」
「おつらいときには」
「アンダースン夫人」
「城の主」
「店からのサービス」
「貧しいおばあさん」
「メルヴィル夫人の買い物」
「レディとの旅」
「『はい』と一言」
「家」
「喫煙室」
「インディアンはテントで暮らす」
「うちのおばあちゃんと猫たち」

以上、23編。(このほかに、エッセイ5編も収録されているのだが、このブログは「小説のタイトルのみ載せる」ことにしている)

特に、何が目当てということはなく、強いて言うなら「シャーリー・ジャクスンが目当て」で買ったもの。
出版されると知ったときには「なるほど、こっちか」と思った。私は、次に来るジャクスンは、「鳥の巣」か本書かどっちかだと思っていたのだ(←ものすごく順当な予想である)。

本書の中で特に好きな作品は、「逢瀬」、「お決まりの話題」、「レディとの旅」、「うちのおばあちゃんと猫たち」など。
上記の作品以外にも、全体的に好きなものが多く、しかも、とてもジャクスンらしくて、非常に満足な読書だった。

ジャクソン作品には、人の事情とか都合とかペースとかに、全然あわせてくれずに勝手に話を進めていくやつがよく出てくる。「全然あわせない人視点」でも、「全然あわせてもらえない人視点」でも、どっちもイケるのがスゴイ。つまり、「振り回される人を描くのが得意」というわけじゃないのだ。
このタイプの話は、執拗に描かれているので、本人が描きやすいものだったか、もしくは興味が尽きないと思っていたテーマなのだと思う。

本書は、本当はどのカテゴリに属する本なのだろう? ホラーでもなし、ミステリでもなし。とりあえず、ちょっと違うんだけどなと思いつつ、「幻想」に分類してしまった。
ジャクスン作品は、まだまだアップする予定なので、「ジャクスン」という単独のカテゴリでいいじゃないかと思い始めた。


婦人之友 2017年1 月号

書斎の本だな(中)。

「婦人之友 2017年1 月号」婦人之友 1908年1月20日 770円

頂き物。
「新春に花を飾る」というコーナーを担当された花の先生より頂戴した。

私は、最近の婦人之友を読むのは何年ぶりかと思う。いや、10何年ぶりかもしれない。生活情報は、大概ネットでことたりるものね……。余程面白い読み物などそろえないと、こういう出版はやっていけないのではあるまいか。

いけばな記事は、一般的でありながら、生け手の個性がよく現れた作例が魅力的だと思った。私は生けた人を知っているので、
「あの先生らしいな~」
ということが分かるのだ。
個性を出すということは、「何か妙なことをして特色を出す」とは別のことなのだということがよくわかる。


草月 193号

書斎の本棚(中)、四段目

「草月 193号」草月出版 1990年12月1日 910円

多分、新刊で購入したと思われる。
190号、191号、193号を新刊で所有しているということは、192号も新刊で買っていた可能性が高い。家の中のどこかにあるか、誰かに進呈したか、誰かに貸したまま返ってきていないかの、いずれかであろう。

本書にも、「英語でレッスン」のページに付箋が付いている。この号の「英語でレッスン」は、基本立真型の指導用で、「このまま覚えて使ってやろう」と思ったことを覚えている。