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本の雑誌 144号 苦節カエル号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 144号 苦節カエル号」本の雑誌社 1995年6月1日 520円

新刊で買ったように見える。

●特集 こんな賞が欲しい!
「ベスト販売賞」とか、「活字中毒者大賞」とか、「料理文学賞」などという賞があったらいいんじゃないのか、という特集である。
この特集、読んでいる間はまあ面白かったのだが、深い興味は全然感じなかった。あまりにも絵空事だからなのか?と思ったが、そんなことを言ったら、本の雑誌の特集なんて、高い確率でむちゃくちゃを言っているわけで、単純に、私の基本的な興味の対象に、「賞」が入っていない、ということらしい。

●沢野字 苦しかった時 階段を登りました
本当に、この人の書く文字はわけがわからんですよ……。

●気になる記事
私は、木村弁護士の「宇宙人の話」が面白かった。
「宇宙人の話」は、実は前号から始まっていて、買ったばかりに読んだときから、ずっと興味深いと思っていた記事なのである。(つまり、20何年も、「面白いなあ」と思っているのだ)
しかし木村先生、この「宇宙人」の名前を、フルネームでバッチリ書いてしまって良いのだろうか。これは多分、本名だと思うのだ。しかも、ちょっと個性的なお名前なので、一度読んだら覚えてしまうような名前である。現に、私は21世紀になっても、このお名前を漢字でしっかり書けるほどに覚えているのである。
前にも書いたかもしれないが、私は木村先生の文は、そう好きではないし、そう上手くもないと思っている。それが、このエピソードだけは「面白い!」と思っていつまでも記憶しているのは、要するに題材が面白いのである。題材である宇宙人氏に、私は限りない興味を感じる。


処分箱の中身

処分箱の中身が1冊増えました。上の1冊が新入りです。

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書斎の隅に、「処分箱」といって、いらなくなった本を入れている箱がある。
いずれ、古本屋を呼ぶなり、ほしい人にさし上げるなりする本の「待機場所」である。
なので、ここにある本は、自分の「蔵書」とは思っていない。
ここでは、処分箱の中身を公開します。増えたら、その都度更新予定。(ちなみに、処分箱行きであるからといって、キライな本とは限らない)

「本陣殺人事件」横溝正史 角川文庫 昭和51年3月10日 16版 380円(母の本棚からもらってきたもの。久しぶりに読み返して、非常に面白かったのだが、でも持ってなくていいんじゃないかな……)

「樽」クロフツ 田村隆一訳 角川文庫 昭和38年8月30日 3版 200円(母の本棚からもらってきたもの。定価弐百円、と書いてあり、昭和30年代でこんな漢数字使ってたんだなあと思った。「樽」は大好きで、よく出来た推理小説だと思う。しかし、持ってなくてもいいかなと思い、処分箱に移動させることにした。今思い出したが、以前に本書を貸した友人が、「樽がどこからどこに移動したかという話しばかりで、全然面白くない」と言っていて、驚愕した覚えがある。だって君、樽はそこが読みどころなんじゃあないか)

「水族館の殺人」青崎有吾 創元推理文庫 2016年7月29日 初版 880円(ある集まりで、ある方にいただいたもの。実は読むことができなかった。表紙絵が、あまりにも軽そうだし、帯によれば主人公が高校生らしいので、「これは、子供の読むもの」という気がして、ついに手が出なかった。読んだら面白いのかもしれないけど、ちょっとゴメンナサイさせていただく)

「アイリッシュ短編集2」ウイリアム・アイリッシュ 宇野利泰・田中小実昌訳 創元推理文庫 1974年7月26日 5版(こちらの記事に書いた理由で、やはり処分することにした)

「映画 LEONIE シナリオ 決定稿」(私は、映画のシナリオは、アステアか吸血鬼かエラリー・クイーンでないと保管しようとは思わないので)

「芸術研究科 修士論文梗概集 1990」筑波大学大学院修士課程芸術研究科 平成3年3月25日(梗概だけ読んでも、欲求不満がたまるだけである、と思った。しかし、梗概の段階でも、文がうまい人はうまいし、下手なやつはヘタなんだなということが分かったのは収穫であった)

「夜と霧の隅で」北杜夫 新潮文庫 昭和47年11月30日 16刷 140円(人が捨てると言うので、タダでもらったもの。好きな作品だが、持っていなくてもいいかと思うようになった。大丈夫大丈夫。私が生きているうちには、絶版になったりしないだろうから)

「榛名湖殺人事件」中町信 徳間文庫 1993年1月15日 初版 500円(EQFC例会の、会員による古本売りたてで買った。記憶によれば、50円。元の持ち主さんは、本書を良いとも悪いとも言わなかったが、その意味が読んでみたら分かったように思う。なんかあの~、非常に軽い読み物であった。2時間サスメロにしたらいいんじゃないかなあと思う。もうなっているかもしれないが。個人的には、登場人物がすごく順調に死んでいくのが気になった。「この人、次の章で絶対に殺されるな」と思うと、ちゃんと殺されてくれるのである。何度も同じパターンでやったらいかんだろうと思った。あと、推理にもっと大技があったらいいのにと思った。このミステリの「見どころ」が何なのか、イマイチ分からない)

●「エドガー賞全集 下」ビル・プロンジーニ編 小鷹信光・他訳 ハヤカワ文庫 昭和58年3月31日 初版 560円(母の本棚からかっぱらったもの。シャーリー・ジャクスンの「悪の可能性」が目当てでゲットしたのだが、同じ作がジャクスンの短編集に収録されているのを持っているのに気づき、本書を持っている理由が無くなった)

●「十八時の音楽浴」海野十三 ハヤカワ文庫 昭和51年1月15日 初版 290円(今となっては、「面白い」よりも「古いなあ」という感が強くなってしまったので。でも、この作家が忘れ去られるのはイヤだなと思う)

●「小僧の神様・城の崎にて」志賀直哉 新潮文庫 昭和62年2月15日 37刷 320円(持っていなくてもいいかな……と思って。最近、こればっかり)

●「スタイルズ荘の快事件」 クリスティ 能島武文訳 新潮文庫 昭和53年1月20日 11刷 260円(クリスティの中では好きな作品だったりするが、これも持っていなくても良いと思うようになった)

●「皇帝のかぎタバコ入れ」ディクスン・カー 白石佑光訳 新潮文庫 昭和35年2月10日 初版 100円(名作だと思うし、好きな作品だが、持ってなくてもいいかと思うようになった)

●「阿部一族・舞姫」森鴎外 新潮文庫 平成元年6月20日 47刷 320円(今でも嫌いではないが、自分が持ってなくてもいいかと思いはじめた。未来に手元に置きたくなるときが再びきたとしても、必ずそのへんの本屋で変えるはずなので安心である)

●「文鳥・夢十夜」夏目漱石 新潮文庫 昭和59年12月20日 18刷 240円(「夢十夜」が目当てで買ったが、別の蔵書=変身ものがたり で読めるので、処分することにした)

●「黒い雨」井伏鱒二 新潮文庫 平成6年6月5日 51刷 440円(「黒い雨」は、嫌いなわけではなく、むしろ良き文学だと思っているのだが、このほど読み返そうとしたら、生理的に読めなくなっていることが分かったため、処分箱に入れさせていただいた。またいつか読みたくなることもあるかもしれないとも思ったのだが、そのときに入手することは容易と思うので、処分しても惜しいとは思わない。「黒い雨」が絶版になる未来はあるまい)

●「たいめいけんよもやま噺」茂出木心護 旺文社文庫 1986年6月25日 初版 360円(「料理上手で食べ上手」で紹介されていたのを見て買ったのだと思う)

●「恐怖の森」阿刀田高選 講談社文庫 2007年9月1日 初版 760円(多分、新幹線に乗る前に、東京駅で買ったんじゃないかと思う。もちろん、車中の暇つぶし用である)

●「船乗りクプクプの冒険」北杜夫 角川文庫 昭和57年11月20日 37版 220円(学生の頃に買い、今でも嫌いではないが、持っていなくてもいいだろうと思う)

●「警視庁検死官」斎藤充功 学研M文庫 2002年7月15日 初版 540円(アマゾンで、100円かそこらで買った。面白かったが、所有しておくことも無いかなと思う)

「夜の配役」有馬頼義 東邦出版社 昭和46年3月30日 初版 890円(手放すかどうか迷いつつも、処分箱に入れてしまった)

●「古本綺譚」出久根達郎 中公文庫 1990年3月10日 初版(古書で購入。ものすごく読み易いので、好きな本ではある)

●「影男・ぺてん師と空気男」江戸川乱歩 角川文庫 昭和62年10月10日 12版 540円(子供の頃に、まったく面白くなかった「影男」を、大人になってから一度読んでみようと思って購入したもの。大人になっても、やっぱり面白くなかったし、乱歩先生の異常性を見る思いで、なんやら引いてしまった。「空気男」の方は、「いたずらの天才」からの借用が甚だしいので、冒頭で興ざめした記憶がある。「いたずらの天才」は、私の愛読書なのである)

●「倫敦塔・幻影の盾」夏目漱石 新潮文庫 平成12年5月20日 71刷 362円(漱石の中では、好きじゃないほうの作品なので、まあ処分箱でいいかなと思う)

●「山椒魚」井伏鱒二 新潮文庫 昭和60年1月15日 56刷 280円(好きだけど、持ってなくてもいいかと思うようになった。こんな日が来るとは思わなかった)

●「幽霊売ります」都筑道夫 角川文庫 昭和59年4月30日 6刷 340円(今読むと、なにやら甘いような気がする。でも、決して嫌いではない。)

「そろばんの向こうに宇宙が見える」百瀬昭次 東京書籍 1987年6月15日 初版 1200円(やはり、やはり処分箱行き決定!)

●「坊っちゃん」夏目漱石 新潮文庫 昭和60年5月15日 92刷 200円(漱石の中では、私は好きでない作品なので、読み返すこともあるまいと思う。万が一また読みたくなったとしても、絶対に入手に困ることはないので、安心して手放せる)(私は、漱石のユーモアが嫌いなわけではない。「猫」は大好きである)

●「文豪ミステリー傑作選」河出文庫 平成2年3月30日 8版 500円(漱石、鴎外、芥川、谷崎などの、文字通り文豪の書いたミステリー色の強い短編のアンソロジー。つまらなくはないが、所有しておきたいほど気に入った本ではない)

●「月長石」ウイルキー・コリンズ 中村能三訳 創元推理文庫 1979年2月9日 14版 600円(母がいらないと言うので、貰ってきた。読むつもりで貰ってきたのだが、母の評価が低すぎるので、読まずに処分箱行きにすることにした)

●「我が屍を乗り越えよ」レックス・スタウト 佐倉潤吾訳 HPB 1995年2月28日 4刷 1000円(EQFCの古本オークションで、確か50円で買った。面白かったが、所有してなくてもいいかと思う)

●「マクベス夫人症の男」レックス・スタウト 山本博訳 ハヤカワ文庫 1990年6月30日 3刷 440円(何一つ面白くなかったが、読む側のコンディションのせいだったかもしれない。でも、もう一回読む気力は無いので、処分してしまうことにする)

●「『本』のまるごと情報源」実務教育出版 1992年5月30日 初版 980円(今となっては、私にとって有益な情報は何も載っていない)

●「間違いの喜劇」ウイリアム・シェイクスピア 小田島雄志 白水Uブックス 1998年9月5日 10刷 690円(好きではないので、処分箱に移動。2007年に記事を書いているが、その記事も削除しようと思う)

●「囁く影」ジョン・ディクスン・カー 斉藤数衛訳 ハヤカワミステリ 2005年6月15日 4刷 760円(面白かった。なんちゃって吸血鬼もののミステリだが、「サセックスの吸血鬼」よりもずっとよくできていると思う)

「やつあたり文化論」 筒井康隆 新潮文庫 昭和59年5月10日 15刷 320円(キライじゃないんだけど、処分します)

「孫悟空は日本人だった」山田久延彦 扶桑社 平成元年6月1日 初版 730円(やはり、処分箱に入れてしまった)

●「モーウィン」ポーイス 創元推理文庫 1987年9月25日 初版 530円(創元で訳出しているのを、待ちに待って購入したら、冗長な物語でがっかりした。本来なら、とっくに売り飛ばしている本だったと思う。出版を待ち焦がれて過ごした日々の重みが、今日まで本棚に置いていた理由である)

●「かたちの不思議」高木隆司 講談社新書 昭和59年8月20日 初版 480円(なぜ今日まで持っていたのか不思議。でも良書だと思う)

●「トリックの心理学」高木重朗 講談社新書 昭和61年8月20日 初版 520円(嫌いじゃないけど、持ってなくてもいいかなあ)

●「四人の女」パット・マガー 吉野美恵子訳 創元推理文庫 1985年1月25日 初版 430円(シャノンが信じることを一緒に信じてみたら、真相がわかってしまった。もっとも、その2ページ後で真相が作者から語られるけど)

●「アインシュタインの発想 相対性理論とは何か」小野健一 講談社現代新書 昭和61年3月20日 6刷 480円(多分、高校生のときに、千葉のはせべ書房で買ったものと思われる) 

●「黒いトランク」鮎川哲也 角川文庫 昭和52年12月20日 9版 カバ欠にて定価不明(久しぶりに、骨太のミステリを読んだ気がする)

●「『立春の卵』と『コロンブスの卵』」津野正朗 出版研 昭和62年11月11日 初版 780円(なんとも言いようの無い本であった)

「ノストラダムス メシアの法」川尻徹 二見書房 昭和63年9月30日 初版 750円(やはり、処分箱行き決定!)

●「超人探偵」小林信彦 新潮文庫 昭和61年10月25日 6刷 400円 (新刊で購入したっぽい。作中には、ボガート、ディートリッヒ、ヴァージニア・メイヨーなどの映画スターの名が出てくるが、小林信彦ならば、なぜアステアの名を出さない!と強く思う)

●「OIL PAINTING」ARTISTS HOUSE (まったく信じられない話だが、AmazonにFred Astaire関係の本を注文したら、到着したのがこの本であった。何をどう考えても誤った納品なので、メールで「ホントに欲しかったものと交換してくれ」と頼んでみたが、「間違えてごめん。注文品は在庫が見当たらないので許してくれ。送った本は、返送などは不要につき、好きにしてくだされ」との返事がきた。洋書の、しかも油絵のハウツー本など、私には何一つ役に立つことはない。そして、無駄にハードカバーときた。ペーパーバックの「アステア&ロジャース殺人事件」あたりと間違えてくれればよかったのに)

●「本の本 1976.1」ボナンザ 昭和51年1月1日 350円(古書で、450円で購入。衝撃のダブリ本。なにゆえ、これをダブらせる?)

●「マルタの鷹」ダシール・ハメット 小鷹信光訳 ハヤカワ文庫 2007年11月30日 11刷 660円(昨日の記事を書きながら、たしか持ってたなあ、でももういらないなあと思ったので、処分箱へ移動。古書で買ったはずだが、やけにきれい。84頁を折ったのは私だろうか?)

●「高みの見物」北杜夫 新潮文庫 昭和60年6月30日 25刷 400円(好きな作品だけど、処分しちゃいます)

●「いけばな花材辞典」逸見旺潮編 東京堂出版 平成2年3月1日 初版 2000円(まったく役にたっていないので、処分します。むしろ、なぜ今日まで持ってたんだろう?)

●「若草物語 下」オールコット 松本恵子訳 新潮文庫 昭和55年7月5日 40刷 220円(「若草物語 上」を処分するのと同じ理由です)

●「若草物語 上」オールコット 松本恵子訳 新潮文庫 昭和58年6月30日 49刷 240円(これも、「持ってなくてもいいや」という感じ)

●「アンの友達」モンゴメリ 村岡花子訳 新潮文庫 昭和59年7月15日 55刷 320円(「赤毛のアン」を処分するのと同じ理由。それにしても、アン・シリーズはすごいなあ。「友達」まで、全部順調に版を重ねている。個人的には、「友達」あたりは、ちょっと魅力が衰えると思うのだが、売り上げはほぼ第一作と肩を並べているように見える)

●「アンの愛情」モンゴメリ 村岡花子訳 新潮文庫 昭和59年7月20日 60刷 360円(「赤毛のアン」を処分するのと同じ理由です)

●「アンの青春」モンゴメリ 村岡花子訳 新潮文庫 昭和59年7月15日 65刷 360円(「赤毛のアン」を処分するのと同じ理由です)

●「赤毛のアン」モンゴメリ 村岡花子訳 新潮文庫 昭和58年12月15日 68刷 360円(アンは、面白いと今でも思うけど、もう持ってなくてもいいかな……)

●「ブレーメンの音楽師 グリム童話集3」植田敏郎訳 新潮文庫 昭和62年2月15日 27刷 320円(多分、新刊で買ったっぽい。なぜだ?)

●「フランス怪奇民話集」植田祐次・山内淳訳編 教養文庫 1993年7月30日 初版 480円(新刊で買ったらしい。特に目当てがあったわけではなく、なんとな~く買った本のように思える)

●「ヘンゼルとグレーテル グリム童話集2」植田敏郎訳 新潮文庫 昭和53年12月30日 16刷 280円(古書で、140円で買ったらしい)

●「舌の世界史」辻静雄 新潮文庫 昭和60年8月25日 初版 280円(今読むと面白くない)

●「白雪姫 グリム童話集1」植田敏郎訳 新潮文庫 平成元年9月10日 36刷 360円(多分、新刊で買ったっぽい。なんでだ?)

●「美味礼賛(上)」ブリア・サヴァラン 関根秀雄・戸部松実訳 岩波文庫 1985年9月12日 18刷 450円(「下」を買っていないところを見ると、あまり面白くなかったらしい)

「わしらは怪しい探検隊」椎名誠 角川文庫 昭和62年6月10日 15刷 490円

●「こんな考え方もある」佐藤愛子 角川文庫 昭和63年9月10日 4版 300円(多分、新刊で購入。私は、アイコせんせいの本は小学生の頃から読んでしまっている。アイコせんせいのエッセイは、たまに小学生には意味が分からんほどアダルティなことがあったが、それでもユーモラスであるがゆえに読めてしまうのだった)

●「僧正殺人事件」ヴァン・ダイン 中村能三訳 新潮文庫 昭和34年9月5日 初版 130円(やはり、処分箱に入れてしまった……)

「ローズマリーの赤ちゃん」アイラ・レヴィン 早川書房 昭和42年10月25日 5版 400円

●「ミステリーズ vol04」東京創元社 2004年3月19日 1300円 (多分、「ニッポン硬貨の謎」を読みたかったらしい)

●「ミステリーズ vol05」東京創元社 2004年6月10日 1200円 (目的があって買ったはずなのだが、目次を見てもどれがそうだったのか分からなくなってしまった)

●「オディロン・ルドン パステル画」ロズリーヌ・バクー 本江邦夫訳 美術出版社 1988年12月20日 初版 9800円 (こんな高い本を、新刊で買っている。もちろん、好きで買ったのだが、今となっては「持ってなくてもいいかなあ」という感じ。この本を手放しても、ルドンの絵が失われるわけじゃないもんね) 

●「善意株式会社」長部日出雄 角川文庫 昭和52年4月30日 初版 260円 (筒井が紹介しているのを見て買ったと思う。嫌いじゃないんだが、まあ処分してもいいかな)

●「ミステリマガジン 1978年8月号」早川書房 1978年8月1日 500円(目当ての作品が収録されていたが、単行本で入手したので、本書は不要となった)

●「ミステリマガジン 1971年8月号」早川書房 1971年8月1日 320円(目当ての作品が収録されていたが、単行本で入手したので、本書は不要となった)

●「ミステリマガジン 1969年1月号」早川書房 1969年1月1日 230円(目当ての作品が収録されていたが、単行本で入手したので、本書は不要となった)

●「ミステリマガジン 1969年8月号」早川書房 1969年8月1日 230円(目当ての作品が収録されていたが、単行本で入手したので、本書は不要となった)

●「消された時間」ビル・バリンジャー 仁賀克雄訳 ハヤカワ・ミステリ 昭和58年9月15日 3刷 320円(私、ビアンカを最後まで疑ってたんだよなあ。ビアンカ許せ!) 

●「狂気の価値」西丸四方 朝日新聞社 1987年1月20日 6刷 860円 (林屋書店にて、450円で購入。ちょっと物足りない)

「蚊學ノ書」椎名誠 夏目書房 1994年10月25日 初版 1600円

「時の震え」李 禹煥 小沢書店 1990年6月20日 初版 2060円

「源氏供養 上巻」橋本治 中央公論社 1993年10月20日 初版 1300円

「源氏供養 下巻」橋本治 中央公論社 1994年1月20日 初版 1650円

「羽根をなくした妖精」ユリヨ・コッコ 渡部翠訳 晶文社 1975年12月10日 13刷 1600円

●「エドガー・A・ポウと世紀末のイラストレーション」内田市五郎編著 岩崎美術社 1987年12月20日 3刷 1800円 (新刊で購入したはず。今となっては、なぜ購入したのか謎である)

●「中谷宇吉郎随筆集」中谷宇吉郎 岩波文庫 1988年10月25日 2刷 550円 (古本屋で、250円にて購入。面白い)

●「ちぐはぐな部品」星新一 角川文庫 昭和50年8月10日 19刷 カバ欠にて定価不明 (多分、古本屋で購入)

●「作家の人名簿」山本容朗 徳間文庫 1987年7月15日 初版 360円 (新刊で購入。つまらなかった。なぜ、まだ持ってるんだ?)

●「ポンスン事件」F・W・クロフツ 創元文庫 1972年2月25日 6版 190円 (金井書店で、100円で購入)

●「サバト恠異帖」日夏耿之介 国書刊行会 1987年3月30日 初版 2900円

●「悪魔の研究」悪魔研究会編 六興出版 昭和34年9月20日 初版 270円 (古本で、500円くらいで購入。一種の、トンデモ本だと思う。いずれ、落穂舎にでも、持っていってやろう)

●「アクロイド殺人事件」アガサ・クリスティ 角川文庫 昭和46年5月30日 23版 180円 (金井書店で、100円で購入)

●「世阿弥 花の哲学」成川武夫 玉川大学出版部 1992年3月1日 7刷 1648円 (古本屋で、700円で購入)

●「チェコ語常用6000語」岡野裕編 大学書林 平成元年3月30日 初版 6180円 (八重洲ブックセンターで購入)

●「現代フランス幻想小説」M・シュネーデル編 白水社 1972年11月10日 3刷 780円 (まどか書房より、1200円で購入)

●「耳らっぱ」レオノーラ・カリントン 月刊ペン社 昭和53年11月10日 初版 1400円 (新刊で購入。はせべ書房に、注文を入れたような気がする)

●「スロヴァキア語会話練習帳」長與進編 大学書林 昭和59年8月30日 初版 2800円 (紀伊国屋か、八重洲ブックセンターで購入のはず)

●「チェコ語」千野栄一 白水社 1987年1月10日 2刷 1800円 (新刊で購入)

●「ビバ! チャップリン」淀川長治監修 東宝 昭和47年10月28日 初版 480円 (金井書店で、4500円で購入。高かったなあ)

●「日本やきもの紀行」芸術新潮編集部編 新潮社 1989年7月30日 9刷 1130円 (新刊で、千葉のパルコで買った気がする)

●「植物巡礼 プラント・ハンターの回想」F・キングドン-ウォード 岩波文庫 2001年5月7日 2刷 700円(多分、新刊で購入。つまらない)

●「赤色館の秘密」ミルン 大門一男訳 新潮探偵小説文庫 1956年4月29日 初版 定価130円 地方売価140円 (古本で、たしか100円くらいで購入。地方売価ってどういうこと? 地方では高く売るということ?)

●「中世のパン」フランソワーズ・デポルト 白水社 1992年7月20日 初版 2300円 (刊行と同時に購入。立派な本です)

●「ライ麦畑でつかまえて」サリンジャー 白水社 1989年9月20日 15刷 1700円 (新刊で購入。つまらない)

●「ショートショートの広場4」星新一編 講談社 昭和57年7月9日 初版 850円 (新刊で購入。面白い)

●「虚構船団」筒井康隆 新潮社 1984年5月10日 初版 函入 布装 1900円 (新刊で購入)

以上、101冊。
この数では、古本屋も呼べない。(持っていくのは嫌なので)
もう少し、たまるのを待とう。


本陣殺人事件

居間の平積み本。

「本陣殺人事件」横溝正史 角川文庫 昭和51年3月10日 16版 380円

母の本棚からもらってきた。(借してくれと言ったら、かえさなくていいと言われた)

「本陣」は、もちろん初読ではない。大体のストーリーも、犯人も、例のトリックも覚えている。古谷一行が演じたドラマも見ているので、トリックはかなり視覚的に覚えていたりする。
しかし、そうは言っても、最初に読んだのは20年以上前のことなので、こまかいことは色々と忘れていた。

この本、実は、ただいま再読の真っ最中なのである。読み終わってから記事にすればいいのに、読んでいる途中で書いてしまっているのは、面白さに驚いたためだ。
こんなにパワーのある創作だったか!と思った。この興奮を、だいぶ長いこと忘れていた。
時代背景も人物も、恐ろしく古臭いのに、人をひきつけるパワーが何も古びていないではないか、横溝センセイ、最近ご無沙汰してしまってスミマセンでした!と思った。ミステリを毎日読んでいた子供の頃を思い出した。

本書の持ち主である母も、もちろん「本陣」は好きな作だったはずである。母は、去年くらいから本をどんどん処分していたが、「本陣」はまだ本棚に残っていたのだから。おそらく、捨てるには忍びないが、娘のところにいくならまあいいか、ということだったのかと思っている。

本書を持って帰ろうとしたら、母が、
「本陣の、映画を昔見た」
と言い出した。一番最初の、片岡千恵蔵主演の映画「三本指の男」を、リバイバルで見たらしい(封切り当時は時代が合わないので)。
母の実家は、二軒隣が映画館だったので、母は日常的に映画館に出入りしていたのである。

で、そのときの映画館のポスターに、「三本指の男だぜ」と書いてあったというのだ。
「だぜ」を付けたらダメでしょうが! 話が違ってくるでしょうが! 話というか、シリーズが違ってくるでしょうが!
こういうのは、各映画館主のシャレでやって良いことなのだろうか。

まさか、まさか配給元がそのようなシャレを推奨していたのではあるまいな、もしや多羅尾伴内と金田一シリーズは同じ会社だったろうか……と思って、wikiを見にいってみたが、やはり別会社の作品だったので、映画館が再上映するときに、勝手にそんな宣伝文句をつけたのだろうと思われる。

そして、wikiに入ったついでに、「本陣殺人事件」の項を覗いてみたら、「ネタバレ注意」の表示も何も無く、あっさりと謎解きが書かれてしまっているのを見て唖然とした。
なんで、こんなことが許されるの? あまりにも古典だから?
じゃあ、じゃあ「レーン最後の事件」はどうなんだ!と思ってそっちも見に行ったら、ああ、なんということだ、「本陣」よりもさらに簡単に、ストーリーも色々とはしょられて、さらっと誰が犯人なのか書かれていた。
……wikipediaって、そんな場所なの? 前からそうだった? 読む前には、絶対に見に行けないじゃないか。



本の雑誌 143号 ワニのっそり号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 143号 ワニのっそり号」本の雑誌社 1995年5月1日 800円

新刊で買ったと思われる。記念すべき20周年号なので、厚いし値段も高い。

●20周年にまつわる記事
20周年号なので、発行人と編集長の「20周年対談」とか、「20」という数字にまつわる記事が多数ある。
私の悪癖である、ページの折込(欲しい本を見つけたときに折ってしまう)が多いので、ただただ20周年で浮かれているわけではなく、力強い書評がきっちり並んでいる号だということかと思う。

本の雑誌の歴史的振り返りの記事も多い。本の雑誌の創成期の話になると、これはずーっと前から思っているのだが(私だけではなく、読者は皆思っているだろうが)、目黒氏にとって、本の雑誌の配本業務は、ほかのこととは明らかに別の、特別な時間だったのだなということがはっきり分かる。
この、「特別な時間」が、氏の「読んでない時間」の出来事であるのが面白い。

目黒氏は、読書のために「家庭を顧みない」とまで言う人なのである。その人が本の雑誌を振り返ったときに、本を読んでいた時間ではなく、配っていた時間の方が「特別なもの」であったようなのだ。どうやらそれは、氏にとって大切な、大切な季節であったようだ。

●沢野字 春のご宴会ですか
ワニの絵にこのセリフ。ワニ目画伯からの、20周年の祝いの言葉なのだろうか。


本の雑誌 142号 のろ亀ヒルネ号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 142号 のろ亀ヒルネ号」本の雑誌社 1995年4月1日 520円

どうやら新刊で買ったらしい。ホラー特集なので、期待して買ったのだろう。

●特集 ホラー軍団の春!
買いたい本・読みたい本を本気で探すつもりで読んだはずだが、「欲しい本」としてチェックしたのは、
「フィーヴァードリーム」
「死の舞踏」
「血も心も」
「青炎抄」
の4冊のみ。少な目の収穫である。

●沢野字 真っ正面からきなさい
表紙絵は、亀二匹を真っ正面から描いたもの。これは、亀のセリフってことなの?

●気になる記事
「本邦探偵小説史上15年に一度の大傑作『魍魎の匣』の馬鹿トリックを見よ」に驚いた。
え? あれって馬鹿ミスなの?(なんと、あのシリーズを読んでいないのである)


本の雑誌 141号 ブタさすらい号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 141号 ブタさすらい号」本の雑誌社 1995年3月1日 520円

古書の痕跡が無いので、新刊で買ったようだ。特集が私の好みなので、こういうときだけ新刊で買っていたのである。

●特集 読書の敵を探せ!
読書の邪魔になるものについて、皆で挙げていくという特集である。「敵」の正体は人によって色々で、たった一つの真の敵が炙り出されたりはしない。しかも、各人(ライターさんから読者まで)の挙げている「敵」がまあ馬鹿馬鹿しく、これが本の雑誌であるなあと思う。こういうの、嫌いじゃない。

●沢野字 妻と別れて三千里
沢野氏ぽくて良い。「幸せは家の外にある」の次くらいに、沢野氏ぽいと思う。

●気になる記事
気になるというか、「不思議だ」と思うのは(連載当時からそう思っていたのだ)、沢田康彦氏の「近江商人のフーガ」である。
この文、ものすごくショッキングな内容なのである。そして、文は下手ではない。その割りに、何だか存在が薄い。
何が、存在を薄くしているのか、その犯人が分からない。
……もしや、ショッキングすぎるのだろうか? ショッキングすぎて、実話か創作か分かりにくいところがイカンのか?


本の雑誌 139号 デカ牛家出号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 139号 デカ牛家出号」本の雑誌社 1995年1月1日 650円

古書で、200円で購入。
「デカ牛家出号」ってどういうこと?

●特集 1994年度ベスト10
この特集は、いつもあまり好きではなかった。多分、自分と関係ないからだろう。
私は、そのときの新刊を買うこと自体が少ないし、本を1年サイクルで区切って評価しようと思ったことが無いのだ。(映画は年サイクルで考えるなあ。なぜなんだろう)
そして、高校生くらいからだと思うが、本の人気投票とか、「ベスト10」というものに、ほぼ興味が無くなってしまった。これはわれながら不思議なことで、小学生くらいの頃には大好きだったというのに、一体何が私を変えたのだろうか。

●沢野字 青空がまぶしい
水牛みたいなものの横に、こう書いてある。ああそうか、これが「デカ牛」なのか。

●気になる記事
夢枕獏連載が、この号で最終回。この人は巨人だなあと思う。


本の雑誌 138号 風呂上りハクション号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 138号 風呂上りハクション号」本の雑誌社 1994年12月1日 520円

古書で、200円で購入。

●特集 トイレは小さな図書館だ
私は、トイレ読書反対派である。なので、この特集は読んでいない。

●沢野字
「そうだ このサメを 山口君に あげよう」
この人、サメ好きよね。

●気になる記事
この号は、なぜか気になる記事は無し。どうも、特集に乗れなかったために、この号そのものに乗れなかったようだ。


本の雑誌 137号 古下駄焚火号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 137号 古下駄焚火号」本の雑誌社 1994年11月1日 520円

古書で、200円で購入。多分、前の記事に書いた「135号」と同じ店で買っている。

●特集 猫本の逆襲!
動物テーマの本は犬本だけじゃない。猫本だって熱いのだ!という特集である。ここ数年の猫ブームを、本の雑誌は20世紀のうちに予言していたのだろうか(違うか)。

●沢野字
(ずっと表紙に沢野字が無いので、この記事より、本誌内の味わい深い沢野字を挙げてみることにする)
「別れるときにホヤを残した」
ほんと、この人意味不明。

●気になる記事
「絶版本好事家調査会」という秘密結社が紹介されている。秘密結社という看板をかけた同好会みたいなものなのだが、このノリが面白くて良いではないか。
こういうものを、雑誌の先頭で紹介する本の雑誌が、私は好きだったなあと思う。
発行人の刊末記に、「創刊20周年記念号」を「特小号」にしようと目論んでいると書かれていて、そういうところも私は好きだったなあと思う。

今、本の雑誌がまだこのようなマインドを守っているのかどうか、私は知らない。本の雑誌を読まなくなって何年になるだろう。
私は、本の雑誌は、
「基本、毎号読む。毎号買うとは限らない」の時代が長く続き、その後、
「毎号読むとは限らないが、毎号目次チェックはする」という時代も結構長かった。さらにその後、
「発売日になっても、本屋に見に行く気にもならない」時代が到来して、今その真っ只中である。

私は、本の雑誌がつまらなくなって離れたつもりは無いのである。なんかしらんけど、気が付いたら離れていたのである。
離れた理由は、いまだに定かでない。


本の雑誌 135号 カミキリ虫きこきこ号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 135号 カミキリ虫きこきこ号」本の雑誌社 1994年9月1日 520円

古書で、200円で購入。

●特集 この本を復刊してくれい!
ほとんどの読書家は、常に探求書を持っている。そして、その中には絶版本が含まれているものだ。
また、当然そうはならないと思っていた本が絶版していることを知り、呆然とすることもあるものだ。
というわけで、本好きには、「復刊話題」はウケるに決まっている。定期的にやっていい特集である。

●沢野字 なし

●気になる記事
気になる「記事」というか、本書には、私が角を折ったページが多い。これは、通販カタログを折る人と同じ理屈で行っているもので、「欲しい本」が掲載されているページが折られているのだ。
私は、どんな本でもこれをやってしまい(ちゃんとしたハードカバーの本、高額の本でもやってしまう)、愛書家の方に怒られてもやめられない悪癖なのである。

本の雑誌のすべての号に、私の「角折り」が行われているわけではない。欲しい本の紹介が無かったら、一箇所も折らないのだから。しかし、実際に「無傷の本の雑誌」はほとんど無く、平均すると、大体3~4箇所折っているくらいだと思う。
それが、この号は、11箇所も折られているのだ。この数は珍しいので、記念に(?)私が「欲しい」と思ってチェックした本を挙げてみることにする。

「マイナス・ゼロ」
「アルゴオルの城」
「去年の夏」
「消えたエリザベス」
「毒殺魔」
「幽霊世界」
「白魔」
「いまひとたびの」
「ケイティの夏」
「虫の惑星」
「地球の長い午後」
「恋人たち」
「夜の翼」

最後の3作品は、椎名誠セレクトの「3大SF」である。


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プロフィール

静草

Author:静草
本好き。特にミステリ、幻想、吸血鬼関係を大好物としています。
ミステリの中ではエラリー・クイーンとウィリアム・アイリッシュが好き。

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