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花鳥風月―いけばな日本の美〈山の巻〉

書斎の本棚(中)。

「花鳥風月―いけばな日本の美〈山の巻〉」講談社 1991年1月17日 6800円 初版

古書で購入。500円くらいだったような気がする。本書は、かなり大型の本なので、1,000円を下回る値段に、「お得だ!」と思ったような記憶がある。
それは逆に言うと、1,000円を切らなければ、買わなかった本だったということでもある。本書は、あまり私の好きなタイプのいけばな本とは言えないのである。

本書は、ものすごく大雑把に言うと、「各流混合の、山モチーフの作品集」である。山を、四季毎にわけ、たとえば春の山ならマンサクの作品ページがあり、秋の山ならオミナエシの作品ページがある、という按排である。
作品点数が多く、オールカラーなので、見ごたえはあるいけばな本だ。
でもまあ、6800円も出さなくてもいいかな……少なくとも、私は。

こういう本は、出せば各流でおよそ決まった数が売れるので、出版社は売り上げの見込みが立てやすいのだそうである。しかも、内容の良し悪しにあまり左右されない「およそ決まった数」が売れるのだそうで、冒険しない内容で「一定の売り上げ」にするには良い企画らしい。
いや、この本がやる気の無い出版だということではなくてね。そういう「この手のいけばな本あるある」があるよ、という話。

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