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本の雑誌 129号 土筆にょっきり号

書斎の本棚(小)。

「本の雑誌 129号 土筆にょっきり号」本の雑誌社 1994年3月1日 520円

どうやら新刊で買ったらしい。

●特集 文学は愉しい
私は、本の雑誌の特集は、大概面白く読めるのだが、この号はそうではなかった。「文学を、文学としてストレートに楽しむのではなく、こう読めば文学もまた愉しい、という読み方の提案」とのことだが、文学は文学として読んでも愉しいじゃんか?

●沢野字:なし
この号も沢野字なし。このあたりの表紙は、水彩画である。

●気になる記事
椎名氏の、「今月のお話」が面白かった。理由は、私好みの本の紹介が満載だから。
この号で紹介されている本たちは、たった一つのテーマにとことん迫っていく人たちの書いている「とことん本」で、たとえば、くらげを愛している著者の「私はクラゲになりたい」や、ひたすらにマメゾウムシを研究している著者の「マメゾウムシの生物学」などである。
私も、この手の本は大好きであり、嬉々として紹介している椎名氏に大きく共感する。

椎名氏自身も、ひたすらに蚊のことを書いた本を出版予定であると書かれていて、実は、その本は所有しているのだ(「蚊學ノ書」)。現在は、処分箱に移動させちゃったんだけど……でも、面白く読んだのである。
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Author:静草
本好き。特にミステリ、幻想、吸血鬼関係を大好物としています。
ミステリの中ではエラリー・クイーンとウィリアム・アイリッシュが好き。

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